パソコンができておおよそ半世紀、コンピュータ誕生からは80年くらいです。その間にCPUと通信・モニタの軽量化などの技術革新がどんどん進み、手のひらに収まるモバイルの時代が到来しました。
それにつれてその手順を考える仕組みはデジタルである2進法(「電気が切れているときは0」「電気が通ているときは1」とした考え方)というマシン語(機械語とも呼ばれる)で考えられることは以前から何も変わっていません。その後人類は自分たち、特に英語圏の人たちがわかりやすいコンピュータ言語(プログラミング言語)を多数開発してきました。その中には日本人が開発したプログラミング言語も存在します。RubyやTRONがその代表例とも言えるでしょう。
では最新の進化はどうなったのか。2011年頃から「ローコード」と呼ばれる「プログラム言語をなるべく使わず、やりたいことが考えられる仕組み」ができてきました。このホームページも「ワード」や「パワポ」のように「好きな場所へ文字を入力したり」「写真を挿入したり」できる「ローコードで作られたホームページ」です。
では今回はその一部を使ったローコードで作れるデジタル行革(DX)を見ていきましょう。
ローコードで作る「ホームページ」とは
通常ホームページ製作ではHTMLとCSSというプログラミング言語を用いて作っていますがローコードで作る場合はその言語の取得をせず、ワードなどで作るように簡単に「文字の入力」や「写真の挿入」などが可能です。
1-1.STUDIO 1-2.Webflow 1-3.Wix 1-4.Jimdo
1-5.WordPress 1-6.ホームページ・ビルダー 1-7.ペライチ 1-8.Shopify
ローコードで作れる「データベース」 とは
平岡 雄太 / DRESS CODE. より
簡単なデータベースもローコードで作れます。グーグルが提供しているAppSheetやBubbleなどは無料で使え人気があります。文字情報をノートや手帳のように記入して後から検索できる機能がありPCとスマホなどを連携して使えるなど便利に情報共有出来そうです。
さらに進化したツールにはNotionがあり「ビューの切り替えで様々な切り口でのデータ表示が可能」になります。
FileMakerはさらにパワーアップして集計などができる
Excelを進化させた機能が「ローコードで作成」できます。